国際通貨基金,IMF
読み;こくさいつうかききん、あいえむえふ
国際通貨基金 IMFの役目と目的
一言でいえば世界の中央銀行の取りまとめ役。本部はワシントンD.C.にあります。
IMFは加盟国の為替政策を監視、国際収支が著しく悪化した加盟国に対して融資を実施することにより以下3つのことを目的としています。
@国際貿易を促し、また貿易の邪魔になるような為替規制(国民の外国製品の購入や外貨保有の制限など)の取りやめを加盟国へ促す。
A加盟国の雇用と国民所得の増加。
B為替の安定。
主な会合は、年1回秋に開催される年次総会と呼ばれる世界銀行と合同の総務会、原則年2回開催される国際通貨金融委員会(IMFC)などがあります。
IMFの歴史
国際通貨基金(IMF)が提起されたのは1944年7月。金融危機で世界中の経済が揺れまくっている世の中のことです。
米国の北東部にあるニューハンプシャー州ブレトンウッズで行われた会議に45カ国の政府代表者が集まり、連合国国際通貨金融会議が開かれました。
この議会で「国際通貨基金協定(IMF協定)」が調印。ここで「経済協力のための機構を作ろう」、と話がまとまったんですね。
ちなみに業務自体は1947年3月 1日に開始されました。
各国の代表者達は1930年の世界恐慌の経済対策を二度と繰りかえしたくない、こういった思いからみんなで協力するための枠組みを作ろうと考えたのがそもそもの始まりです。
IMFの財源
国際収支が著しく悪化した加盟国に対して融資を実施、と冒頭で触れさせていただきましたが、さて、そのお金はどこから出ているのでしょうか。
国際通貨基金(IMF)の財源は加盟している各国がクォータ、という出資金を払っています。このクォータが主な財源です。
クォータは定期的に生産額(GDP)と貿易額によって見直されます。
つまり最大の経済規模のアメリカが一番多くのクォータを出資しているということになります。
また、一般の金融機関と同じように融資の利息を手数料から収入を得ています。この収入を使って資金調達コストを賄い、運営費の支払い、準備金を積みたてています。
このお金が国際収支が著しく悪化した加盟国に融資する財源をなっています。