サブプライムローン
サブプライムとは「低所得者向け」という意味で、銀行を利用できないような人々を対象としたローンのことです。
アメリカでは個人の信用をランクに分けて管理されています。
たとえばカーローンの信用リスクによる顧客のランク分け。
| プライム | 長期間にわたり汚点のないクレジット情報(信用履歴)をもち、18ヵ月以上定職に就いている。不動産を所有している。 |
| ニアプライム | 過去のクレジット情報に汚点はあるものの、賃貸の場合でも長期間に渡って住んでいる。 |
| ノンプライム | クレジット情報に問題があるが、定職に就いている。賃貸住宅に住んでいる。 |
| サブプライム | クレジット情報に問題がある。また、転職をよくし、不安定。賃貸住宅に住んでいて、住所は転々とする。 |
さらに信用リスクによって金利も変わります。
1つの商品に対して顧客ごとに貸す側のリスクが変わってくるので違った金利が採用されています。
プライム層に対する車のローンの金利は2〜4%なのに対して、サブプライム層に対してはなんと!18〜24%と一気に跳ね上がります。
また、クレジットカードの場合はプライム層の上にさらにスーパープライム層があります。
超優良顧客といった層です。
クレジットカードのリボ払いにおいても金利が変わってきます。
スーパープライム層では8%を下回るような金利。しかし、サブプライム層金利は20%以上となります。
これだけお金を貸し渋られるような、毎日の生活費にも困っているような人々が住宅ローンを組んだ、ということです。
このサブプライムローンが作られた当時はアメリカの住宅資産価格がウナギのぼりでした。
“今買えば安値で買えるから、もしお金を返せなくなった時はこの家を売ればいい”おそらくそのような気持ちで購入されたのでしょう。こういった人々がどんどん住宅を購入したのでますますアメリカの住宅資産価格は上昇しました。
1年は夢のようなマイホーム生活♪
しかし、サブプライムローンは金利が一定ではありません。
2年目までの金利は6%前後で天使のような金利です。
しかし、2年目以降の金利はいきなりの10数パーセント!!いきなり牙をむくわけですね。
当然これではサブプライム層の人々がお金を返せるわけがありません。
こうして返済が滞って、サブプライムローンで家を購入した人たちは担保である家を失いました。
ここで担保で差し押さえたした住宅は売りに出され、住宅価格が下がりだしました。
住宅バブルがはじけたのです。
担保の住宅が大量に市場に出回ったため住宅の価格が下がり、サブプライムショックが起きたのです。